被相続人の思いを相続人に伝えることが大切です!
ー私の父の例
相続が安全にスムーズに終わることに少しでもお手伝いできればと始めたブログです。
相続には生前対策で実際に相続が発生した時に揉める可能性を少なくできます。
特に次の二つが重要です。
① 被相続人の思いを相続人に伝えること
② 被相続人を含めて相続人全員の話し合いの場を設けること
私の父の相続の話をします。
父(被相続人)には私を含めて4人の相続人がいました。
相続の時に全く揉めませんでした。
父は株式会社宏陽(不動産業)の初代社長です。
ですので、不動産には詳しいです。
しかし、不動産に詳しいだけでは相続は乗り切れません。
株式会社宏陽の顧問税理士事務所は「所沢遺産相続サポートセンター」という事業も行っています。
そこの手助けも受けて「財産目録」を作成し「相続税」がどのくらいかを把握しました。
父の場合は家族会議でなく個別に私たちを呼びました。
「遺産がこれぐらいありそのうちのこれだけを相続してもらうが承知して欲しい」とそれぞれに伝えました。
私は父の意向に逆らうつもりは全くなかったのですぐに承知しました。
他の妹と弟たちもすぐに承諾したようです。
妹が兄弟間の連絡係りになり良くやってくれたのもありますが、親が各子どものことを考えてやってくれることは
なかなか逆らえるものではないです。
家族会議は開催しませんでしたが、親が自分の気持ちを伝えくれた事がとても良かったと思っています。
ただし、被相続人の健康状態等で被相続人の誰もが自分の思いを伝えられるものではありません。
その時はどうしたら良いか?
ご相談ください。 (Tt)